第14章§4 - 11
以下,求める積分を とする.
※ 巻末解答は評価が粗く,問題の要求をみたしていない.
において
だから,
である.ここで, と評価すると誤差の上限は
と評価できる.これを について計算すると以下の表の通りとなる.
ゆえに, とすれば小数第3位までの十分な精度が得られ,
とすれば小数第4位までの十分な精度が得られ,
である.
において
である.だから, の積分範囲では だから誤差の上限は
と評価できる.これを について計算すると以下の表の通りとなる.
ゆえに, とすれば小数第3位までの十分な精度が得られ,
とすれば小数第4位までの十分な精度が得られ,
である.
において
である.ここで, と評価すると誤差の上限は
と評価できる.これを について計算すると以下の表の通りとなる.
ゆえに, とすれば小数第3位までの十分な精度が得られ,
とすれば小数第4位までの十分な精度が得られ,
である.
における のマクローリン多項式と剰余項は , の通りである.
ここで,明らかに だから誤差の上限は
と評価できる.これを について計算すると以下の表の通りとなる.
ゆえに, とすれば小数第3,4位までの十分な精度が得られ,
である.
における のマクローリン多項式と剰余項は , の通りである.
ここで, で だから誤差の上限は
と評価できる.これを について計算すると以下の表の通りとなる.
ゆえに, とすれば小数第3位までの十分な精度が得られ,
とすれば小数第4位までの十分な精度が得られ,
である.